end of life

終活

【弁護士が語る終活】これから先のやりたいこと・楽しいことを考えよう

2015.09.28

前のブログでも書かせていただきましたが、「終活」と一言で申しましても、終活の内容は多岐に渡ります。
私たち弁護士がよくご相談いただく、相続の問題や遺言書作成なども、終活の一部なのですが、終活とは正直、内容によっては、なかなか難しいものも多いです。
更には、死後のことが終活内容の割合的に多く含まれるため、人によってはネガティブな方向性になってしまい、終活そのものに嫌気がさしてしまう方もいます。

よく、「終活をはじめるにはまず、エンディングノートを作ることからスタート」という専門家が多いです。
でもこのエンディングノートには、終活の幅広い内容を記していかなければなりませんから、なんだか頭の整理がつかなくなっていくと思うのです。

おまけに、終活を意識しはじめる50歳代は、まだ働いている方も多い年代ですし、マイホームを購入したり車を買い替えたり、新しい趣味を開拓したりと、まだまだアクティブに過ごす時期。
終活に本腰を入れはじめる方が多い60歳代中盤も、人生のセカンドライフに向けて、まだまだ先は長く、ここから自分らしく楽しみたいという方も実際に多いです。
つまり終活は、人生を締めくくるためのものではなく、人生の最終章を自分らしく彩るものなのです。

そのため当事務所では、終活の第一歩はエンディングノートではなく、セカンドライフという人生の最終章を、どのように過ごしたいかという、これからの人生の中の楽しいことをイメージして、決めていくことからはじめましょうと、お話しています。
お孫さんの成人式が見たい、海外旅行に3年に一度行きたい、ジムに通いたい、テニスをはじめたいというような、死ぬまでにやりたいことを、考えてみましょう。
あと老後、介護が必要になった時、自分はどのように過ごしたいのかも、イメージしておきましょう。

 

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