遺言書にプラスで準備をしておきたい

遺言書の付帯サービス

生前対策、遺言書だけでいいの?

相続を円滑に進めるための準備をされるということで、真っ先に思い浮かぶのは遺言書だと思います。
では、遺言書を書いておけば万全ですか?といわれると、そうではないのです。
遺言書はあくまで財産を誰にどう引き継がせるのかを記したものになりますので、財産以外の事柄は記載されません。
しかし、残されたご家族に引き継がないといけないものは財産以外にも数多くありますので、その部分は遺言書以外で補っておくべきだと考えます。

遺言書ではカバーができない範囲に備えるための方法として、エンディングノートビデオレターを活用していただきたいです。

エンディングノートはなぜ必要なのか?

エンディングノートはなぜ必要なのか?

遺言書とエンディングノートは似ているようで位置づけが異なるため、当事務所としては、遺言書とは別にエンディングノートも残しておいたほうが良いとアドバイスしています。

遺言書は財産をどう残すかという法的に効力を持つ書面になりますが、エンディングノートは財産だけでなく、家族に引き継いでおかなければいけないもの・ことを漏れなく伝えるための資料になります。

遺言書を見るだけでは分からない部分も多数ありますので、ご自身の想いを含めて、きちんと書き残しておきましょう。

ビデオレターで想いを残しておくことのメリットとは?

ビデオレターで想いを残しておくことのメリットとは?

ご自身が亡くなり、家族が遺言書を見たとき、その内容に心底納得ができるかは分からないものです。

というのも、相続人それぞれにも思いがあるはずで、例えば親との距離感や面倒を見ていたかどうか、学生時代に進学させてもらえたかどうか、金銭的な援助など、子どもが複数人いたら生きている間に多少なりとも何らかの差が出ているでしょうから、親としては全員で平等に分けているからこれでいいでしょうとなるかもしれませんが、子どもたち全員がすんなり納得できるのかといわれるとそうでもありません。

とはいえ、遺言書を書く側には、書く側の想いがあって内容を決めているので、相続人にそれをきちんと受け止めてほしいというところですが、内容の背景にあるニュアンスを遺言書の文字だけで伝えようとするのは無理があります。

そこを少しでも解消するための方法として、遺言書の内容をビデオレターにしておくという方法があります。

なぜこの内容で遺言書を作ったのか、どんな想いでこれを書いたのか、どういう想いを汲み取ってほしいのかを、生の声で残しておき、遺言書と一緒に相続人に見せることで、心情的にも納得が得られやすくなり、本人の望む遺言内容が実現されることへの後押しになります。

当事務所では、実際にお客様のご意向をお伺いのうえ、話す内容についてのアドバイスからビデオレターの撮影・データ保管までを全てサポートしております。

自分で撮って保管しておけばいいのではとなるかもしれませんが、ビデオレターに記録した想いが亡くなるまで続くかどうかが分かりませんし、亡くなる前にご家族に内容を見られてしまうと元も子もありませんので、遺言書の作成や保管と同じく、弁護士事務所が撮影しデータの保管をしておくことに意味があると考えています。

文字情報だけでは伝わりにくいご自身の想いを正確にご家族にお伝えする方法として、ぜひご活用いただければと思います。

エンディングノートに書くべきこと

エンディングノートに書いておくべきことの一例としては、以下のような項目があります。

・資産の内容(預貯金、株式・投資信託、不動産など)
・生命保険
・ローン・借金
・人に貸しているお金
・スマートフォン・タブレットのパスワード
・契約しているサービス(クレジットカード、ポイント、サブスクリプションなど)
・葬儀に関する希望
・各種連絡先(親戚、知人、友人)
・重要書類の保管場所(契約書、通帳、証券など)
・ペットに関すること
・家族へのメッセージ
など

このうち資産(預貯金、株式・投資信託、不動産など)については、遺産になるので遺言書にも記載される内容になるのですが、例えば、生命保険は遺産ではないので遺言書には記載されません。

そのため、ご家族がどの会社で生命保険に加入されているかをきちんと把握していない方も多いです。
それから、入院されていて病院でお亡くなりになるということもあるかと思いますが、その場合、入院保険に加入しているということを把握しておかないと保険金の請求が漏れてしまいます。

また、今の時代、現預金だけでなく、電子マネーや、各社のポイント、マイルなども相続財産になりますが、この辺りの細々したものもご家族が知らなければ相続手続から漏れてしまいます。
お金に関すること以外ですと、葬儀をどうしたいか、呼んで欲しい親族・知人は誰かということははっきりさせておいた方が良いと考えます。

このように、遺言書に書いていないこと・遺言書を見るだけでは分からない部分については、別途記録をしておかなければ内容を把握することが難しいので、遺言書と合わせてエンディングノートもしっかり準備しておきましょう。
当事務所ではオリジナルのエンディングノートを準備しているほか、専属の担当者が作成をサポートするサービスも行っています。
初めてで何を書いたらいいかよくわからない方でも、担当者と一緒に書き進めていくことができますので、安心です。是非ご活用ください。

当事務所では、遺言書はもちろん、ビデオレターやエンディングの作成まで専門家がアドバイスします。

まずは無料相談に来られてみて、お話をお聞かせいただければと思います。

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