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事例のご紹介

【相談事例】遺言書の有無、相続財産の全容が分からない(財産調査、遺産分割)

2023.09.21
プライバシー保護のため、事例の趣旨に影響しない範囲で内容を変更して紹介しております。

 

ご相談事例

祖父の相続についての開示がありません。それにくわえて叔父が預貯金を勝手に引き出しているかもしれません。
相談内容

数か月前に父方の祖父が亡くなりました。
私の父親は既に他界しており、相続人は叔母、叔父、私と妹です。
遺言書があるようなのですが、こちらに開示がないので存在自体も内容も分からない状態です。

遺産についても、預貯金の一部と土地があることは分かっていますが、全部で何がどれだけ財産としてあるのかも分かりません。
その他、現金などを生前と死後に叔父たちが勝手に引き出している可能性もあるのですが、遺産分割を正しく終えるにはどうしたらよいでしょうか?

弁護士からの回答

お話をお伺いしたところ、遺言書があるかどうかが分からないということでしたので、遺言書が存在した場合と存在しなかった場合、それぞれのケースでの進め方をまずはご説明しました。
遺言書が存在した場合は、有効性を争う余地があること、有効な場合で相談者の遺留分が侵害されている内容であれば遺留分侵害額請求を行う方針をお伝えしました。

遺言書が存在しなかった場合は、遺産分割を進めていくことになりますが、ご相談者様のお話によると叔父たちが預貯金を勝手に引き出しているかもしれないということでしたので、もし使い込みが行われていた場合は不当利得返還請求により返還を求めていくことをご説明しました。
参考ページ:預金の使い込み

いずれにしても相続財産の状況を含めてご相談者様に情報がほとんど無い状況でしたので、まずは遺言書の提示と遺産全容の情報開示を求めるべきこと、それでも開示をしてもらえないようであれば当事務所にて相続財産の調査を行う方向でご提案しました。

ご相談事例・解決事例の掲載について

事例回答はあくまでご参考となります。
実際にご自身のご相談で同じ結論になるかどうかは、個別の判断が必要となります。
当事務所の初回無料相談をご利用いただき、個別のご相談および弁護士からのアドバイスをお受けください。
プライバシー保護のため、事例の趣旨に影響しない範囲で内容を変更して紹介しております。 

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年間680件以上の相続相談実績があり、相続関連業務の弁護士(代理人)業務だけではなく、相続手続きから相続登記、相続税申告まで全てをワンストップで解決できる相続特化の法律事務所として、福岡県内だけでなく、県外からのご相談者様も多数いらっしゃいます。

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